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桜橋駅(さくらばしえき)は、静岡県静岡市清水区春日一丁目にある静岡鉄道静岡清水線の駅。駅番号はS13。 == 駅構造 == 対向式ホーム2面2線だが、新清水方面のホームは上下線に挟まれて作られている。その構造は同じ静岡鉄道の柚木駅に似ているが、桜橋駅では上下ホームが踏切で結ばれている。 また、上下ホームはずれている。これはかつて新清水方面のホームを島式ホームとして使用していたものを、ラッシュ時のホーム上の混雑軽減を図る為に、新静岡方面のホームを新たに設置し、上下線ホームを対向式ホームに分離するという苦肉の策による。但し、この改良は同駅が先に行っている。その名残で、新清水方面行きのホーム上屋はホームの中央に支柱がある両流れ屋根となっている。 かつては当駅から駒越を経由して三保へ至る支線「三保線」が計画され、一部で着工されたが、第二次世界大戦による空襲によって旧清水市が甚大な被害を蒙ったことから建設を断念、その後1955年に建設免許失効となった。 新清水方に非常用の上下渡り線が設置されている。この渡り線は東海地震発生時に海抜が低くて津波被害が予想される桜橋 - 新清水間が抑止されるのを想定して2006年に設置されたもので、隣の入江岡駅とのほぼ中間地点に設けられている。東海地震の警戒宣言などで桜橋 - 新清水間の運行が抑止された場合は当駅で旅客営業を打ち切り、隣の入江岡駅まで回送運転して折り返し、この渡り線で新静岡方面に転線させた後に再び桜橋駅まで回送運転し、桜橋始発列車として運行される。この場合、入江岡駅は係員を配置の上で閉鎖される。設置後はほとんど使用されなかったが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で12日まで当駅から新清水駅間までが抑止され、設置後初めてこの渡り線を用いた本格的な営業運転が行われた。この時は行き先幕が無かったため、行き先幕を「臨時」にした上でフロントガラスに「新静岡 - 桜橋」と書かれた紙を貼って運行されたが、2011年10月1日のダイヤ改正で幕が一新されて「新静岡 - 桜橋」の行き先幕が用意された。 ;のりば 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜橋駅 (静岡県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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